シャブリ グラン・クリュ レ・プルーズ 2003年 ラ・シャブリジェンヌ 750m （フランス ブルゴーニュ 白ワイン）

シャブリ グラン・クリュ レ・プルーズ 2003年 ラ・シャブリジェンヌ 750m （フランス ブルゴーニュ 白ワイン）

Chablis Grand Cru Les Preuses [2003]

1923年設立の生産者協同組合で、現在の組合員は約320名。「ミネラル感とテロワールの表現を大切にする」事をポリシーとしており、環境、ブドウ樹、人に優しい栽培をするためリュット・レゾネを実践。収穫したブドウをワイナリーまでの輸送中に劣化させないため、マストの状態でしか輸送しない等、徹底した品質管理で現在の名声を築いています。

セレナ・サトクリフ女史は、ラ・シャブリジェンヌについて 「ここのシャブリとプルミエ・クリュの多くが非常に優れていることも確かである。私は素晴らしいグラン・クリュのグルヌイユを手に入れたことがある。」と絶賛し、この特級“グルヌイユ”についてふれています。
ル・クラスマンは、ラ・シャブリジェンヌについて、「以前から驚くほど品質が安定しており、難しい年でも例外はない。いずれも口当たりの良い健全な味のワインで(つまり収穫時の実の選別がきちんと行われているということである)、全体としてはきわめて繊細な造りであり、樽の使い方も見事である。」 「このドメーヌのシャブリ・プルミエクリュを置いているレストランやブラッスリーは少なくないので、見つけたら迷わずお試しいただきたい。特級クラスのワインの中で特にお勧めしたいのは、純粋で洗練された味わいの『モン・ド・ミリュー』とこのドメーヌの看板である『シャトー・グルヌイユ』である。ワインは完璧な造りで長い余韻と奥深い味わいが楽しめる。」とコメント！

ヒュー・ジョンソン氏もシャブリの項で特記し、「共同醸造所の『ラ・シャブリジェンヌ La Chablisienne』は高水準を保ち、多種類の銘柄をもつ」と高評価しています。シまたヒュー・ジョンソン氏は、ポケットワインブックの中で、「熟成を成就したものは、ブルゴーニュで最も卓越した白ワインにも匹敵しうる。若いうちは口をつぐんでいることが多いが、年を経て最良の状態になったものは、鉱物的な“キレの良さ”を持ちながら、どこかソーテルヌを思います。
シャブリについて、セレナ・サトクリフ女史は、「シャブリ伝説の中でもその地位に決して異論が出なかったものがひとつだけある。それは、グラン・クリュについてであり、1938年にAC格付けが出来たとき以来、不可侵の地位を守っている。」

シャブリ グラン・クリュ レ・プルーズ 2003年 ラ・シャブリジェンヌ
グラン・クリュの丘の西から2番目。特級ヴォーデジールに隣接。斜面上部に位置するため、滑らかな酸味と心地よいミネラルの風味が特徴の特級レ・プルーズ。自然派リュット・レゾネの2haの畑。シャルドネ100％をオーク樽で発酵、225Lのオーク樽で8ヵ月熟成。力強く凝縮された果実味。力強く飲む歓びに溢れた特級シャブリの最高峰。新鮮さと複雑なバランスが非常に素晴らしく、フィニッシュにも力強さが残る非常に凝縮した白ワイン。