シャンパーニュ ヴーヴ・フルニ プルミエ・クリュ ブリュット・ナチュール （フランス・シャンパン）

シャンパーニュ ヴーヴ・フルニ プルミエ・クリュ ブリュット・ナチュール （フランス・シャンパン）

シャンパーニュの聖地とも言われるコート・ド・ブランのヴェルデに1856年設立されたシャンパーニュハウス。現在五代目となる長男シャルル、次男エマニュエル、そしてマダム・フルニによって営まれています。自社畑率75％、30ヶ所以上の小さな区画を所有し、残り25％は親族、または古くから契約を結ぶ、信頼する農家から調達しています。自社畑、契約畑も含めて全てが一級指定畑。化学農薬を一切使用しない自然なぶどう栽培を行っています。

収穫期、多くの生産者が、この時期訪れるジプシーを日雇いで確保します。彼らの賃金は収穫量によって決められているため、未熟な葡萄、傷ついた葡萄まで収穫してしまいます。しかしヴーヴ・フルニでは、シャンパーニュの品質を大きく左右するぶどうの選別を厳格に行うため、熟練した専属スタッフを雇い、丁寧な手作業で収穫しています。ワインというシンプルな製品を造るうえで、この素材選びは大変重要な工程であり、ゆえに畑、そして葡萄に対するこだわりが、トップクラスのシャンパーニュを造り出す要因です。

さらに、このハウスが誇る重要なこだわりが、ファーストジュースのみを使うというところにあります。ソフトプレスされたファーストジュースからは、雑味がなく、ピュアで果実味の凝縮したジュースが得られます。ヴーヴ・フルニを冠するシャンパーニュは、全てこのファーストだけを使用した最高品質です。(セカンドジュース以降は、他のシャンパーニュ生産者へ供給されます)

妥協なきシャンパーニュ造りは、多くの高級レストランのトップソムリエを認めさせ、さらには非公式ですが英国、デンマーク皇室ではプライヴェート・リザーヴとして愛飲されています。

シャンパーニュ ヴーヴ・フルニ プルミエ・クリュ ブリュット・ナチュール

石灰層に覆われた白亜質土壌。ヴェルテュ近く、南と南東に面する“モン・フェレ”という小区画の樹齢40年の古樹から。栽培は全てオーガニック、収穫量を減らし、そこから高品質で凝縮感たっぷりの、リッチで香り高いジュースが産されます。収穫は全て手摘み、ファーストジュースのみを使用。リザーヴワインは40～50％の高い比率でブレンド。 ボトリング後、セラー内で約30ヶ月間の熟成を経て出荷されます。ドサージュゼロのブリュット・ナチュール。