室町幕府将軍直臣と格式 /西島太郎

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≪商品情報≫

著者名:西島太郎
出版社名:八木書店
発行年月:2024年02月
判型:A5
ISBN:9784840622776


≪内容情報≫

室町幕府の将軍直臣は守護・大名といかなる関係を構築したか?将軍権力の再生産構造を武家儀礼と家格秩序の観点から読み解く。
①在地有力者が中央権力といかに結びついていくのかを信仰面から解き明かす
郡鎮守の地方神社が、全国から崇敬を受けるようになる理由とは何か。本書では、新興勢力にとっての寺社への奉加(寄付)を行うことの意味を考察する。室町将軍による近江浅井氏への栄典授与や、地方の在地領主による愛宕信仰の受容を示す社記を分析し、新たな事実を指摘する。
②番衆(奉公衆)に限定せず外様衆を含めた将軍直臣総体を意識し将軍権力を読み解く
将軍直臣の多く分布する尾張・三河の外様衆や番衆(奉公衆)の一覧を、根拠となる所領所見とともに提示する。また、大嘗会における天羽衣役の調進過程を詳細に分析することで、朝廷・幕府・在地領主の三者が支えた室町期大嘗会の実像に迫る。
③将軍直臣と守護・大名権力との関係を紐解く
出雲尼子氏はいかにして主家京極氏から守護職を簒奪したのか。尼子氏の出雲・隠岐守護の補任過程を幕府格式のあり方から検討する。尼子氏が守護被官から将軍直臣へと立場を変えることで、守護そして大名へと至ることを解明し、定説より37年早い守護補任を説く。石見益田氏にとっての家格「大外様」の意味や、戦国期畿内の争乱を近江六角氏の姻戚関係などから俯瞰する。また、鎌倉~江戸時代の大名京極氏墓所の変遷とその意義を探る。
④在地領主・大名研究の展望を示す研究史整理と書評を収載
戦国期畿内とその周辺の武家領主研究をまとめ、研究書の書評を通じ、新たな武家領主研究の方向性を提示する。

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