5/18 時点_ポイント最大11倍

無限遠点 ザ・グレート・ゲーム浸潤 /野上勝彦

販売価格
4,950
(税込)
送料無料
出荷目安:
1~2営業日で出荷
たまるdポイント(通常) 45

+キャンペーンポイント(期間・用途限定) 最大10倍

※たまるdポイントはポイント支払を除く商品代金(税抜)の1%です。

表示倍率は各キャンペーンの適用条件を全て満たした場合の最大倍率です。
各キャンペーンの適用状況によっては、ポイントの進呈数・付与倍率が最大倍率より少なくなる場合がございます。
dカードでお支払ならポイント3倍

  • 商品情報
  • レビュー
≪商品情報≫

著者名:野上勝彦
出版社名:彩流社
発行年月:2023年09月
判型:四六判
ISBN:9784779129155


≪内容情報≫

「歴史」はポリフォニックな言葉の存在感である。
「言葉だけが自我を純粋に言い表すことができる」(G・W・F・ヘーゲル)

1845年9月29日、鄭琉崑17歳はコケンタラ国賢者の奉仕者として川舟で上京途中、戦争遺児の尋樽緋蘭と邂逅。緋蘭は母の死後、父戦死の経緯の探求が目的だった。上京後、首都に滞在中、琉崑と再会。英東インド会社所長夫妻ら英人とも友人となった。図書館などでは亡父の関係書類はすべて閲覧拒否された。カフェでは新聞記者ジンジャロから記者業を教わる。情報省の諜報員音樋との会見も設定してくれ、音樋は父の元部下と判明、生前の父がビルマでは好感されたと知らされる。琉崑は午前中チーロロ賢者に仕えながら、午後、同僚の奉仕者たちと交流。西の賢者の奉仕者セキジュが西洋を称揚し、国家転覆を狙う反体制の活動を吹聴。琉崑は緋蘭から西洋思想を習い、反論に転じた。激論が一段落すると図書館で民俗的調査をしたり、民話の収集活動に移る。偶然、波止場で見かけた下働きの女児サーリと再会、貧民の暮らしに心を痛める。緋蘭はジンジャロを通じて、ギービン工場地帯で、工員たちがオルグの指導で権利に目覚めたことを知る。……暴動の最中、緋蘭は音樋から撲殺された老工員が琉崑の祖父だと知らされた。英人殺害事件の犯人は警察の協力者ア・ドンとわかった。同郷の琉崑を虐めていた少年だった。琉崑の祖父殺害の共犯ともわかった。主犯は公安職員で、川舟の船頭として最初から緋蘭や琉崑らを監視していた男と判明。この情報は琉崑には伏せておいた。互助会出納長の強盗事件もア・ドンの仕業だった。琉崑は帰郷し、友人と新たな暮らしを企図。首都で身を立てる計画だった。……アジアを舞台にした「ザ・グレート・ゲーム」。波瀾にとんだ歴史的「哲学小説」の誕生!

無限遠点 ザ・グレート・ゲーム浸潤 /野上勝彦のレビュー

投稿されたレビューは0件です。

この商品のカテゴリ

同カテゴリのおすすめ商品

別カテゴリのおすすめ商品

関連商品