子どもの心理ー社会学 ソルボンヌ講義 2 /モーリス・メルロ=ポ 松葉祥一 澤田哲生

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≪商品情報≫

著者名:モーリス・メルロ=ポンティ、松葉祥一、澤田哲生
出版社名:みすず書房
発行年月:2023年06月
判型:A5
ISBN:9784622096153


≪内容情報≫

〈われわれがあらためて採り上げるべきなのは、超克をめぐるヘーゲルの考え方に似た考え方です。すなわち、変形しつつ保存するという考え方です。あらゆる段階が、大人の生に寄与するのです。口唇的要素は未来に向かうエネルギーを提供します。肛門的要素は、粘り強さにおける別の寄与を、深く継続的な何かをもたらします。サディズムですら、闘争の精神を提供することによって、肯定的な寄与をもたらします。実際にあるのは、相対的な超克だけです。したがって、精神分析家たちは、過去がいわば破棄されるとは考えもしません。標準的なノルマル性格には前性器的な要素が備わっています。各段階はそれに先行する段階からの寄与を取りまとめ、錬り上げます。乳児であった以上、人間にはその痕跡が残るのです〉(「幼児の対人関係」)

著者のソルボンヌ講義1949-1952より、「子どもの意識の構造と葛藤」「子どもの心理‐社会学」「幼児の対人関係」「児童心理学の方法」「他者経験」の5編を収録。発達心理学や児童心理学の領域に大きな影響を与えてきた本書の現象学的研究方法は、今日では社会学・教育学・医学・看護学でも注目されている。メルロ=ポンティの前期思想から後期思想への発展を解明するうえでも重要な位置を占める書である。

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