開化の殺人 大正文豪ミステリ事始 /中央公論新社

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≪商品情報≫

著者名:中央公論新社
出版社名:中央公論新社
発行年月:2022年03月
判型:文庫
ISBN:9784122071919


≪内容情報≫

阿片に溺れた友人の謎、遺書が語る恋と殺人、妻への妄執が生んだ惨劇――。江戸川乱歩が「大正期文壇の一角に燃え上がった、かくの如き犯罪と怪奇への情熱」と評した幻のミステリ特集――『中央公論 秘密と開放号』(大正七年七月臨時増刊)を現代に復刻。七篇の創作と佐藤・乱歩の随筆を収録したアンソロジー。


ミステリ作家・北村薫氏が、収録作について刊行当時の作家たちの生活や『中央公論』編集長・滝田樗陰との関係に触れつつ語る解説「大正七年 滝田樗陰と作家たち」を収録。


◆目次

・一般文壇と探偵小説/江戸川乱歩

・指紋/佐藤春夫

・開化の殺人/芥川龍之介

・刑事の家/里見弴

・肉屋/中村吉蔵

・別筵/久米正雄

・Nの水死/田山花袋

・叔母さん/正宗白鳥

・「指紋」の頃/佐藤春夫

・解説 大正七年 滝田樗陰と作家たち/北村薫

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