ルーチェ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2011年 ルーチェ・デッラ・ヴィーテ 750ml 直輸入品 （イタリア 赤ワイン）

ルーチェ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2011年 ルーチェ・デッラ・ヴィーテ 750ml 直輸入品 （イタリア 赤ワイン）

Luce Brunello di Montalcino [2011] Luce della Vite DOCG Brunello di Montalcino

国内ワイン法では格付けもされていない、「ヴィノ・ダ・ターヴォラ」だが、格付けワインのキャンティやモンタルチーノに匹敵するほどの高品質を実現したワインのこと。もとをたどれば、フレスコバルディ家が19世紀にフランス系品種をトスカーナに導入したのが元祖だと言われる。そのフレスコバルディ家にとっても、新しい時代の到来を告げる出来事が20世紀末に訪れた。

カリフォルニアのモンダヴィ社と共同で運営する、ルーチェ・デッラ・ヴィーテ社の誕生である。この新しいワイナリーでつくる「ルーチェ」こそ、フレスコバルディ家当主の長男であるランベルト氏による、世界でも数多くのワイン愛飲家に注目されるワインである。

ワイン造りの天才とも称される、ランベルト氏とティモシー・モンダヴィ氏。カリフォルニアでの二人の友情が後に、ルーチェ・デッラ・ヴィーテ社というフレスコバルディとモンダヴィのジョイント・ベンチャーへと発展したのだ。

二人が管理する畑は、広大なカステル・ジョコンドのモンタルチーノの畑から選ばれた。

ルーチェ・デッラ・ヴィーテワイナリーの設立は1995年。その1995年ヴィンテージの「ルーチェ」は、有名なワインスペクテーター誌であっと言う間に年間トップ100中の41位、93ポイントの高評価を得ている。

「ルーチェ」は、「スーパー・トスカーナ」とも異なる個性を有するワインである。「スーパー・トスカーナ」と言うと、カベルネ・ソーヴィニヨンが主体と思われがちだが、このワインではブルネッロ（サンジョヴェーゼ・グロッソ）が原料の半分以上を占め、むしろトスカーナらしさを残そうという意志がある。「スーパー」である理由は、イタリアでも高品質なワインを生むと言われるブルネッロ・ディ・モンタルチーノの畑から、さらに品質にこだわったメルローを生み出してブレンドしたことだ。ブルネッロとメルローの両ぶどう品種の個性をそなえたワインと言えば良いかもしれない。そのため、同じ地区のカステル・ジョコンドのワインに比べても柔らかい果実味がきわ立ち、コクはあるがたくましさより洗練された印象が強いワインに仕上がっている。セカンド・ワインとされる「ルチェンテ」でも、さらに「ダンザンテ」でもそれは共通の特長だ。

ルーチェ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2011年 ルーチェ・デッラ・ヴィーテ

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ルーチェ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2011年 ルーチェ・デッラ・ヴィーテ

1993年のファーストヴィンテージ以来、フランス系品種を用いて造られる「スーパー・トスカーナ」の代表的存在でありながらサンジョヴェーゼにこだわりを持ち続けてきたルーチェ。このブルネッロはそのルーチェに使用するサンジョヴェーゼ100％でつくられています。日本への輸入量はわずかです。

2011年のブドウ成長期は、地中海性気候の春らしい、おだやかな気温が特徴的で、好天と雨が交互に訪れる例年通りのパターンとなりました。初夏の温暖で心地よい天候のおかげで、ブドウの樹と果実は理想的な状態で色付きの時期を迎えました。8月後半は気温の上昇が顕著で、これは、サンジョヴェーゼが高い凝縮度と卓越した健全性を持ち、傑出した成熟度に達するのに必要なものでした。
明るいガーネットを帯びた、深く濃い色調を持ったルーェ・ブルネッロ2011は、小粒で黒いフルーツから、スパイス、タバコや紅茶の葉まで、複雑なブーケと豊かな香りを呈しています。味わいにも、このワインのアロマと同じ複雑性があります。ソフトで包み込むような口当たりは、余韻まで長く安定して続く素晴らしいタンニンのテクスチャーによってバランスがとれています。

【ワイン名】ルーチェ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2011年 ルーチェ・デッラ・ヴィーテ
【ワインのタイプ】赤ワイン
【ワインのテイスト】フルボディ
【生産者】フレスコバルディ＆ロバート モンタヴィ
【ブドウの収穫年】2011年
【生産地】イタリア / トスカーナ / DOCGブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
【内容量】750ml