バレ・ドクトーブル ジェランソン・モワルー 2018年 ドメーヌ・コアペ 750ml （フランス シュッドウエスト 白ワイン）

バレ・ドクトーブル ジェランソン・モワルー 2018年 ドメーヌ・コアペ 750ml （フランス シュッドウエスト 白ワイン）

Jurancon Ballet d'Octobre [2018] Domaine Cauhape AOC Jurancon Moelleux

ドメーヌ・コアペは、ピレネー山脈の麓にある「世界最高峰の甘口ワイン」と認識されるプレステージ・ワイナリーです。フランス国内だけでも無数の高級レストランで愛される極上の甘口を世に送り出すコアペですが、その歴史は意外に浅く、正式なワイナリー設立は1980年。現在のオーナー、アンリ・ラモントゥ氏がわずか一代で築き上げました。

1970年代、まだまだ保守的だったフランスのワイン業界において新参者のラモントゥ氏には良い意味で常識や恐れるものもありませんでした。ボルドー大学でわずか1週間の研修を受け、エミール・ペイノー氏著「ワインの知識とその実践」を熟読。日々少しずつ積み重ねた努力と経験はラモントゥ氏が求める完璧に近づきますが、完璧というのは唯一のものであり、それを成すためには緻密さが必要になる、という哲学を持っています。

収穫のタイミングは、辛口ワインと甘口ワインでもちろん異なりますが、特に甘口において収穫時期をずらす手法がコアペの特徴です。1978年に初めて醸造を行ったアンリ・ラモントゥ氏。その10年後、1988年にボルドーのヴィネクスポで行われたコンテスト「世界の厳選甘口ワイン」部門で、いきなり5位に入賞するという快挙を果たしました。

バレ・ドクトーブル ジェランソン・モワルー 2018年 ドメーヌ・コアペ
10月の終わりまで摘み取り時期を遅らせたグロ・マンサン種からつくられたワイン。オーク樽で熟成。上品で心地よい甘さが魅力的なワイン。
■ 品種：プティ・マンサン種100％
■ 醗酵：オーク樽
■ 熟成：オーク樽にて4-5ヶ月間熟成（255L、新樽は使用せず）
■ 平均収量：35.5hl/ha
■ 土壌：ケイ質粘土
■ 飲み頃温度：8℃