10月1日は日本酒の日!おすすめの日本酒ご紹介


和食が世界遺産に登録されたことで、世界の注目度がますます高まっている日本酒。 各国の著名レストランやエアラインでも日本酒の提供が増えるなど世界的なブームを受け、本国、日本でもその魅力が再認識されています。十二支の十番目に数えられる酉(とり)は、壷の形を現す象形文字に由来していて、酒を意味しており、これにちなんで、10月1日は「日本酒の日」に定められています。日本酒を後世に伝え、一層の愛情と理解を深める日になるように、との願いが込められているのだそうです。

そもそも日本酒って?

日本酒と清酒の違いが気になるところですが、そもそも清酒は日本酒のこと。 酒税法によると、清酒とは「米、米麹、水(および清酒かすとその他に定める物品)を原料として発酵させ濾したもので、アルコール度数22度未満の醸造酒」です。”燗してよし、冷やしてよし”という、温度帯を選ばない酒というのは、世界的にも珍しいものです。

また、その温度帯についても、

冷やで
雪冷え(5度)、花冷え(10度)、涼冷え(15度)

燗で
日向燗(30度)、人肌燗(35度)、ぬる燗(40度)、上燗(45度)、あつ燗(50度)飛びきり燗(55度以上)
  • ( )内は目安温度

と、微妙な加減に風流な呼び名がつけられているのも、日本らしい繊細さのあらわれでしょう。

温める日本酒〜冬におすすめ体ぽかぽか「玉子酒」〜

【単品】大和蔵 本醸造松島の月 1800ml

【単品】大和蔵 本醸造
松島の月 1800ml

同じ温めるのにも、卵と砂糖をプラスした玉子酒もありますね。ほっこりと温まるだけでなく、栄養補給もできます。しっかり火を通せばアルコール分がとびますし、飲めば体がぽかぽかしますから、風邪気味のときなどにもぴったりでしょう。

日本酒の味わいとバラエティに富んだ愉しみ方

日本酒の味わいは、淡麗なものから芳醇なもの、甘口から辛口まで幅が広く多彩です。そればかりでなく、フルーティだったり発泡性があるものなどワインのようなスタイルも増えています。このような個性派を愉しむなら、飲み方にもひと工夫したいところです。

器で愉しむ日本酒

【単品】雪の松島 旨辛純米 720ml

【単品】雪の松島
旨辛純米 720ml

同じお酒でも、酒器を変えると雰囲気だけでなく味わいも変わりますよね。清酒の酒器といえば伝統的には徳利にお猪口ですが、結婚式などの祝いの席なら、盛大に鏡開きした樽から柄杓で枡に注いで乾杯!といきたいところ。また、アロマティックで芳醇な、ワインのような味わいの清酒も増えましたから、そんなタイプにはワイン用のグラスを選んでみましょう。最近では「ワイングラスで飲む日本酒アワード」というコンテストが毎年開かれるほど、ブームになっています。


日本酒を使ったカクテルには甘口がおすすめ

【単品】雪の松島すっきり甘い 純米酒 720ml

【単品】雪の松島
すっきり甘い 純米酒 720ml

日本酒にライムとレモンのジュースをプラスした日本酒カクテルの「サムライ」は、さわやかさが人気です。シェーカーなど特別な道具も必要ないので、気軽に楽しめます。また、氷を浮かべたロックなどは、涼やかなアレンジスタイルとしておすすめです。 甘口のものや最近人気のスパークリングの清酒は、ロックもおすすめ。

日本酒造組合中央会では、「日本酒の日」の10月1日に日本酒で乾杯する「全国一斉日本酒で乾杯!」を呼びかけていて、当日は乾杯の様子をSNSで投稿することもできるそう。気温が下がりお鍋が恋しくなってきたら、嬉しい燗酒シーズンの到来です。ぜひ、おいしい日本酒をお愉しみください。

※お酒は二十歳になってから。