ギター・マガジン 2020年5月号 リットーミュージック

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リットーミュージック
ギター・マガジン 2020年5月号 【音楽書】

【特集】
Who Is The Most “Funky”?
一番ファンキーなブルースマンって誰よ?
ファンク・ウェーブに乗っかり、
"踊れるブルース"を生み出した
ゴキゲンな男たちのギターに痺れろ!

ファンキー・ブルースーー。
この言葉にピンとこない読者がいたら、とりあえずこう説明しておこう。
" 16 のダンス・ビートにノッたブルージィなギター"、と。

時は1960年代中盤。
ファンクの帝王=ジェイムス・ブラウンの快進撃により、
ブルースマンたちは変革を求められていた。

時代の中心のひとつとなったファンクへの対応、
そのビートに乗せるべきブルージィなギター、とは一体......。

数多くのブルースマンたちがこの難題に挑戦し、
70 年代までに数々の"ファンキー・ブルース"名演を生み出したのである。
時代の荒波=ファンクを乗りこなしたゴキゲンな男たちーー。
本特集は、そんな彼らにスポットライトを当てた物語である。

と、ここまでが簡単なあらすじではあるが、座学的なお勉強はほどほどに。
ファンキー・ブルースはとにかく、踊れて楽しい音楽なのだ!

現代を生きるギタリスト諸君ができることはただひとつ、
偉人たちのプレイを聴いて学び、ビートにノッて弾きまくること!

本特集を通して、ファンキー・ブルースの波に巻き込まれるのだ〜。

■ファンキー・ブルース、駆けつけ三杯6種盛り

" ファンキー・ブルースって何よ?"という人のために、 編集部オススメの6選を先に紹介しておきましょう。 これが本特集の軸となるサウンドでございます。 なお、この先にあと100品くらいはご用意しておりますので、 ここでお腹いっぱいにならぬようご注意をば。

■時代の荒波=ファンクを乗りこなした、ゴキゲンな男たちのお話。

まずは"ファンキー・ブルース"誕生の経緯を紐解いていこう。60年代中盤、ファンクの帝王=ジェームス・ブラウンの攻勢により、時代は大きく変化。数多くのブルースマンたちが"ファンク"を身につける必要を迫られたのだが......。

■ファンキー・ブルースマン9人衆。

数多くのブルース男たちが時代の荒波を生き抜くため、"ファンク"を身につけ始めたことは前項までのコーナーでおわかりだろう。その中から、ギタマガ独自視点で選んだ9人のファンキー・ブルースマンたちを紹介しよう。

ローウェル・フルソン
フェントン・ロビンソン
アルバート・キング
スモーキー・ウィルソン
ジョニー・ギター・ワトソン
フィリップ・ウォーカー
フレディ・ロビンソン
ジュニア・ウェルズ&バディ・ガイ
T-ボーン・ウォーカー

■ゴキゲンなギター炸裂! ファンキー・ブルース名盤26

ファンキー・ブルース名盤はまだまだある。ここでは『ブルース&ソウル・レコーズ』の元編集、やすだあきよし氏に"ギターがシビれるファンキー・ブルースを......"とお願いし、計26枚を選んでもらった。ブルースマンがファンクすることが当然となった80年代以降のアルバムも選出したので、時代背景を感じながら聴いてほしい。

■証言構成:アルバート・キング、1977年の追憶

1977 年に米『ギター・プレイヤー誌』に掲載されたアルバート・キングのインタビューがあるらしい──。去る3月、GM編集部にこんな情報が舞い込んできた。 まさにファンク期ど真ん中、本特集にぴったりではないか。さっそく原稿を取り寄せてみることに。 そして届いたのは......何とアルバート本人とその周辺人脈の証言で構成された、考察記事だった。正直、想像していたものとは違うのだが......これはこれで興味深い。 幼少期、ブルースとの思い出からファンキー・スタイルとの邂逅まで、その歩みを辿っていこう。

■菊田俊介に聞く、ファンキー・ブルースとは?

ここでは、日本屈指のブルース・ギタリストにも登場願おう。1986年に渡米し、ジュニア・ウェルズ(シカゴのJB!)を始め、現地でさまざまなブルースマンのバンド、楽曲録音に参加した菊田俊介に話を聞いた。渡米後、すぐに"ファンク習得"の必要性に迫られたそうだが......その理由とは一体?


■奏法/ファンキー・ブルースの常套句

ファンク・ビートに乗ってブルースを弾く、極意はそれだけ。ではあるが、そこには身に染みたシャッフルのグルーヴが滲み出たり、ロックンロールの疾走感があったりと、ギタリストによって千差万別の魅力がある。ここからはギターを手に実際に弾いてみて、そんなファンキー・ブルースのスタイルを会得してもらいたい。前出のブルースマンたちが残した名演を参考にしつつ、"ファンキー・ブルースの常套句"を紹介していくので、音源に合わせたり、セッションの場でぜひ試してみよう。めくるめく魅惑のグルーヴをご堪能あれ!

■ファンクだってブルースする? 〜GM辻のファンキー酒場放浪記〜

新米編集者・GM辻は初の巻頭特集を任され、ファンキーなブルースを探して夜の街を彷徨い続ける日々であった。そんな中、とある新宿のバーにたどりついた彼に待ち受けていた世界とは......。

■GM SELECTIONS(※電子版には収録されておりません)
・「エブリデイ・アイ・ハブ・ザ・ブルース」T-ボーン・ウォーカー
・「ザ・モダン・エイジ」ザ・ストロークス

■フェンダー・メイド・イン・ジャパン・ヘリテージ

日本製の新たな象徴へ。
ビンテージ・フェンダーの正統なる継承。

このたび、フェンダーの日本製ラインに新たなシリーズが追加された。その名も、メイド・イン・ジャパン・ヘリテージ。偉大なる遺産、先祖伝来の意匠、そんな意味を持つ"Heritage"という単語のとおり、ビンテージ・フェンダーの真正なる継承が大きなテーマだ。ボディ・フィニッシュやピックアップ、ネック・シェイプなど、ほぼ全部分にわたってUSAのプロファイリング・データをもとに仕様を見直し、徹底したビンテージ路線を追求した。思えば、1982年から独自のアイディアでギターを作り続けてきた日本製フェンダーの歴史を見渡しても、これだけ古き良きフェンダーを正統に、かつハイ・クオリティに受け継いだシリーズはなかった。いわば、日本の職人魂と米国フェンダー・クラシックの喜ばしきマリアージュ。両者の"Heritage"なるものが見事に融合した同シリーズをじっくり紐解いていこう。

■UKポスト・パンクとカッティング。1978-1980

カッティングで未来を切り開いた70年代後半、
英国パンクスたちの物語。

パンク・ロックが破壊の限りを尽くした無邪気な赤ん坊だとすれば、ポスト・パンクはその赤子が成長し、創造の道へ歩み始めた幼子のようなものだろう。その破滅的なまでの衝動を音楽的な探求心に置き換え、従来の音楽の枠を拡げていったのだ。実験/前衛音楽、スカ、レゲエ、ダブ、ファンク、ワールド・ミュージック、ジャーマン・ロック、インダストリアル、etc......。これらの音楽を鋭利なセンスとインテリジェンスで煮詰め、最後に残った結晶、それが"UKポスト・パンク"である。そして、そのギラついた先鋭的感覚を表現する手段として、カッティングに活路を見出したギタリストは少なくなかった。本特集では78〜80年のUKポスト・パンクとカッティングをテーマとし、代表的な弾き手とそのプレイ、作品などを紹介していきたい。

■FEATURED GUITARISTS

テオ・カッツマン

チェックすべき最新のスタイルを持つギタリストを、本人インタビューとともにお届けする本コーナー。今世界中の音楽ファンを魅了し続けているユニット、ヴルフペックでの活動でお馴染みのテオ・カッツマンが第7回のゲストだ。ドラム、キーボード、ボーカリストとしても一級品のプレイを聴かせる彼だけに、ギタリストとしての側面はあまり注目されてこなかった。しかし、ソロ・プロジェクトでの彼のメイン楽器はギターであり、ロックなソロやブルージィなスライドまでお手の物。ギター・ソロでもバッキングでもグッド・メロディを奏でる名手なのである。今回は稀代のメロディ・メイカーの、ギタリストとしての側面を深掘りしていこう。

■INTERVIEW
・コリー・ウォン

■PICK UP
・GENZLERアンプの実力をチェック!feat.高田漣
・KR'Z ナノダイヤモンド ケーブル

■PROFESSIONAL GUITAR FILE
堀口知江(LEARNERS)

■アンプがないとね、音は出んのだよ。
安野勇太(HAWAIIAN6)

■月刊 足下調査隊!
田中"TAK"拓也

■連載
・俺のボス/オカモトコウキ(OKAMOTO'S)
・ESP Lovers Gallery/高崎晃(LOUDNESS)
・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY
・Opening Act/MOSHIMO
・ジャキーン!〜『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編
・横山健の続・Sweet Little Blues
・9mm滝のまたやっちゃいました〜世界の滝工房から
・ギターが思い切り弾けるプライベート・スタジオ

■NEW PRODUCTS REVIEW
EPIPHONE/MASTERBILT EXCELLENTE
FENDER/AMERICAN ACOUSTASONIC STRATOCASTER
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仕様 A4変形判

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