ザ・ニッカ 12年 43％ 700ml 正規 （日本 ブレンデッドジャパニーズウイスキー）

ザ・ニッカ 12年 43％ 700ml 正規 （日本 ブレンデッドジャパニーズウイスキー）

冷涼で湿潤な気候、澄んだ空気、川から立ち昇る靄（もや）、海からの潮風など、厳しい自然に囲まれた北海道余市蒸溜所。ニッカウヰスキー発祥のこの地では、1934年の創業以来、石炭直火蒸溜という伝統的な製法が頑に守り続けられています。
この製法は、高温で瞬時にもろみを焚きあげるので力強く、香ばしいモルトを生みだすのが特長。それゆえ、余市モルトは男性的で、力強い個性となります。

美しい森に囲まれ、近くを清流・新川川（にっかわがわ）が流れる、仙台宮城峡蒸溜所。余市と並ぶ、ニッカウヰスキーのふるさとです。
宮城峡では、直火でなくスチームでじっくりと加熱して蒸溜します。また、ポットスチルも余市のストレート型ではなく、首の付け根が円く膨らんだバルジ型。この膨らんだ部分の働きで、重めの香り成分を含んだ蒸気の一部が液体となって釜に戻るため、華やかなモルトが生まれます。

竹鶴。それは、ある男の名が由来であることを知っていますか。その男とは、竹鶴政孝。日本のウイスキーの父であり、ニッカウヰスキー創業者です。本物のウイスキーをつくりたい。その一心で、政孝は日本で初めて本場スコットランドへ留学しました。おいしいウイスキーは、北の風土が育むもの。そう確信した政孝は帰国後、余市と宮城峡、ふたつの北の地に念願の蒸溜所を完成させました。
竹鶴は、そのふたつの蒸溜所のモルトだけをヴァッティングしたウイスキー。日本のウイスキーの父の名が刻まれているとともに、一滴一滴の中にウイスキーづくりへの情熱が息づいているのです。

ザ・ニッカ 12年
【自由の味は、深い。THE NIKKA 12年。】
力強く重厚で、内に秘めた激しさがある。華やかでありながら、人を包み込むような穏やかさもある。異なる個性があざやかにとけあう、THE NIKKA 12年。発想を変え、インスピレーションを信じ、ブレンデッドの無限の可能性に挑んだからこそ予想を超えるバランスに到達できた。自由は楽しい。そして、深い。新しい世界へと解き放つウイスキーが、遂に生まれた。
【重なりあう想いを込めた、ボトル・デザイン。】
ウイスキーづくりに関わる人々の想いと技が溶けあい、重なりあう。THE NIKKA 12年がまとうのは、大胆なカッティングを施したアシンメトリーなデザイン。伝統のエンブレムを誇らしげに刻む、ガラスの輝き。大自然への敬意を込めた、木笠のぬくもり。堂々とした佇まいには、ウイスキーの未来を切り拓く気概が込められています。
【ウイスキーの新しい可能性が、ひらかれる。】
それは、ブレンデッドの自由さから生まれた、未知なる洗練。ニッカが誇るモルト原酒とカフェグレーンの出逢い、竹鶴政孝から受け継ぐブレンド技術が達成した、美しいバランス。しっかりした熟成感とメローなコクがとけあい、心地よい余韻へと続く。スタイルを超えて、この新しい調和を堪能してほしい。
豊かなモルト香と華やかな香り。甘い樽熟成香。まろやかでスムースな口当たり、しっかりとしたコクとやわらかな甘さが調和した、ふくらみのある味わいが感じられます。甘く豊かな芳香が、かすかなビター感とともに、心地よく続きます。