ブラウネベルガー ユッファー リースリング トロッケン グローセス ゲヴェクス 2020年 フリッツ ハーク 3月中旬頃の入荷予定

ブラウネベルガー ユッファー リースリング トロッケン グローセス ゲヴェクス 2020年 フリッツ ハーク 3月中旬頃の入荷予定

Brauneberger Juffer Riesling Trocken G.(Grosses) G.(Gewachs) [2020] Fritz Haag

1605年より、ブラウネベルクでワイン造りを始めたハーク家は、以来ブラウネベルクでも最も重要な生産者となっています。太陽の光を充分に吸収する、名高いブラウネベルクの急斜面に、7.5haの畑を持つまったくの個人生産者です。18年前、初めてお会いしたヴィルヘルム　ハークが、『私の造ったワインを、誰がどのように売るかということは、私にとって実に重大なことなのです。』と言った言葉は、とても印象深く心に残っています。つまり彼は、誰にでもいいから売れればいいとは、決して考えていないということなのです。

2004年に次男のオリヴァーが戻り、現在は完全に引き継いでいます。75％がステンレスタンク、25％が木樽を使用しています。オリヴァーは、年によって自然の作用があり変化はあるが、「クリーンなワイン。ヴィンテージが違っても、フリッツ　ハークのワイン、ブラウネベルガーのワインと分かるスタイルを目指している。」と語っていました。大きな生産者にはなりたくない、小さくてもファインな生産者でありたい、とも。

ヴィルヘルム・ハーグは、自分の所有畑の微気候に最も適合したクローンを厳しく選別している。彼のワインは見た目は淡く口に含むとぴったりとバランスがとれている。スイカズラ、リンゴ、洋ナシといった果実の趣、柑橘類、ブラウネベルガーのスレートが主体となった土壌を反映したミネラル感が加わっている。彼のエレガントで上品なリースリングは、モーゼル地域が生み出す最高のワインの印象的な例である。

ブラウネベルガー ユッファー リースリング トロッケン グローセス ゲヴェクス 2020年 フリッツ・ハーク
ユモーゼルのグラン・クリュと呼ばれるグローセス・ゲヴェックスは、最高級畑の指定や収穫量、完熟度、収穫時糖度がシュペートレーゼ以上、収穫は手摘みなど、徹底した規定をクリアしたワインのみがグローセス・ゲヴェックスを名乗ることができます。ベルンカステル近郊のモーゼル・ザール・ルヴァーの最上位の村ブラウネベルグの1級畑ユッファー。果実味がありミネラリティー溢れ、素晴らしい酸も感じさせます。濃厚で美しいリースリングの風味が満足できる逸品。