ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ リゼルヴァ 2012年 ファットリア・デル・チェッロ 750ml （イタリア トスカーナ 赤ワイン）

ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ リゼルヴァ 2012年 ファットリア・デル・チェッロ 750ml （イタリア トスカーナ 赤ワイン）

Vino Nobile di Montepulciano Riserva [2012]

農業保険会社サイアグリーコラ社が興したワイナリー。ブドウの栽培には化学肥料や農薬の使用を最低限に抑えるなど、自然と調和することに高い意識を持っています。

最近では「Vini di Toscana　2004」でジャコモ・タスキとならび「プレミアム」を獲得した4人の1人、高名な醸造家ロレンツォ・ランディ氏を迎え、更にその品質を向上させています。

醸造家のロレンツォ・ランディ氏は、ボルドーのドゥニ・デュブルデューに師事した彼は、今でもデュブルデューとの協働プロジェクトを複数抱えています。栽培と醸造における彼のポリシーは、「畑において、とにかく正しいことを、労を厭わずに正しいやり方でやること。そして、熟成中のワインを良質の澱と出来るだけ長く触れさせること」。ふくよかなアロマと均整のとれたバランスの実現、というシュール・リーの効果を最大限に発揮するために彼が提唱しているのが、ビン詰め1日前の清澄と沈静作業。彼のワインが極めてピュアで優しいスタイルであるのも、この辺に秘密がありそうです。「ワイン・アドヴォケート」誌上でも「イタリアの最優秀エノロゴのひとり」と紹介されました。エノゴロを務めるその他のカンティーナは、Collelceto、Caputoなど。

ヒュー・ジョンソン氏はヴィーノ・ノービレについて、「モンテプルチアーノの町で産するサンジョヴェーゼからつくられる歴史あるワイン。多くはタンニンのしっかりしたたくましいもの。特に以下の生産者のものは複雑で長く力が衰えない」★★～★★★とし、造り手のファットリア・デル・チェッロの名を挙げ、さらにヴィーノ・ノービレの優良な生産者として別記し、三ツ星評価。

ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ リゼルヴァ 2012年 ファットリア・デル・チェッロ

プルニョーロ・ジェンティーレ90％とカナイオーロ10％をスロヴェニアンオーク樽70％とフレンチオークのバリック30％で24ヶ月熟成。スミレやチョコレート、干したフルーツ、樽から由来のバニラなどの芳香、全体に上品な甘さが感じられる香りが特徴。リゼルヴァらしい芳醇で力強いボディ。高貴なワイン（ヴィーノ・ノービレ）の名にふさわしい繊細さと奥行きのある味わい。