バローロ モンファレット 2014年 コルデロ・ディ・モンテゼーモロ 750ml 正規 （イタリア 赤ワイン）

バローロ モンファレット 2014年 コルデロ・ディ・モンテゼーモロ 750ml 正規 （イタリア 赤ワイン）

CORDERO di MONTEZEMOLO BAROLO Monfalletto [2014] DOCG Barolo

イタリアを代表する赤ワイン、バローロは長期の熟成に耐えることからイタリアワインの王様と呼ばれます。

このバローロの産地はピエモンテ州の中部から南部にかけてのアルバを中心にするランゲ地方。ここには11のコミューンがあり、南西部のラ・モッラ地区は最も有名な産地のひとつです。

モッラ地区の石灰質を多く含む泥土土壌で栽培されたネッビオーロからは、白トリュフの芳香があり、しっかりとした構成ながら早くから楽しめるエレガントなバローロが造られます。コルデロ・ディ・モンテツェモロのワイナリーもこのモッラの小高い丘の上に位置しています。

バローロでは小規模生産者が多く、畑の相続で所有地が分散したり飛び地になっている場合があり、30ha近くの畑をひとまとまりで所有する生産者は非常に稀です。 これらは醸造所の回りにあるため管理しやすく、行き届いた手入れが可能です。

小山を意味するモンファレットとエンリコVIという畑から二つバローロが造られます。マグネシウムやマンガンが多いモンファレットからは、香り高くてソフトなタイプが、鉄分の比率の高いエンリコVIからは長熟で余韻の長いものが造られます。全て収穫は手摘み、一時間以内には醸造が開始されます。

モンファレットは、南、南東向きの畑で樹齢10～20年。樽熟成2年、瓶熟1年。新樽、1年樽、2年樽を1/3づつ使用しています。

エンリコVIは、昔イタリア国王エンリコ6世が所有していたという南西向きの畑で、同じく樽熟2年、瓶熟1年です。

イタリアの自動車メーカー、フィアットの会長、ならびに高級スポーツカーメーカーであるフェラーリの会長兼社長を務める、ルカ・コルデーロ・ディ・モンテゼーモロ氏と親戚関係にあります。

フィアットの故アニエリ名誉会長と懇意に。以前フィアットはフェラーリのF1活動支援に消極的でしたが、莫大な資金がかかるにもかかわらず、モンテゼーモロがフェラーリ社長に就任してから状況が変わり、支援を続けています。また、イタリア著名な靴のブランドJ.P.トッズのディエゴ社長と組んで、お洒落なサングラスWEBをプロデュースしています。

バローロ モンファレット 2014年 コルデロ・ディ・モンテゼーモロ
標高250～300ｍ　南西・南東向き マグネシウム・マンガンの多い粘土石灰質土壌。マセラシオン4～5日間 発酵10～12日間 フランス産とスロバニア産の樽で樽熟成2年、瓶熟1年。新樽、1年樽、2年樽を1/3づつ使用しています。

日当りの良いモンファレットの畑はなんとと斜度40度。土壌の特性から薫り高くパワフル且つソフトでエレガントなバローロです。