シャンパン ユレ・フレール メモワール エクストラブリュット 750ml （フランス シャンパーニュ 白 箱なし）

シャンパン ユレ・フレール メモワール エクストラブリュット 750ml （フランス シャンパーニュ 白 箱なし）

Hure Freres Champagne Memoire Extra Brut (Francois Matthieu) (Ludes) AOC Champagne

まだ34歳だがフランス国内や海外で多くの経験を積み、近年レヴュー・ド・ヴァン・ド・フランス誌や他のメディアからシャンパーニュの注目生産者として多く取り上げられている。リザーヴワインが揃うまでの最初の数年間は一部の葡萄を共同組合へ販売したが、その後は当時から自社で醸造。間もなく彼女の3人の息子が手伝う様になったが、常にリーダーシップを取るのはジャンヌだった。1971年からはフランソワの父ラウルが中心となりメゾンは徐々に拡大。

ディジョン大学で醸造学を学んだ後にフランソワはシャンパーニュ・フルーリー、オスピス・ド・ボーヌ、シャプティエ、ニューワールドと世界各地でワイン造りを学んだ。フランソワに特に大きな影響を与えたのが、ブルゴーニュとニュージーランドでの経験だった。「ブルゴーニュでは区画毎のテロワールの個性と伝統的醸造法をリスペクトする事の重要さを学んだ。反対にニュージーランドでは既存のルールにとらわれず新しい手法に挑戦する精神を学んだ」フランソワがシャンパーニュに戻ったのは2003年。その後彼の意見により葡萄畑の作業が大きく変えられた。

ヴィルドマンジュ、ブルイエ等複数の村に畑を所有しているが中心となるのは本拠地であるプルミエ・クリュのリュ―ド村だ。東にはグラン・クリュのマイィ・シャンパーニュ村が隣接している。40cm程の表土には粘土が多く含まれ下層には石灰岩が含まれる白亜紀の土壌。この石灰層まで葡萄樹が根をおろす事で、フレッシュ且つエレガントで長期熟成可能なシャンパーニュが生まれる。

ユレ・フレール・シャンパーニュ“メモワール”エクストラ・ブリュット
ユレ・フレールには、1982年からソレラシステムで毎年つぎ足された、リザーヴワインが存在する。そのリザーヴワインのみで仕込んだのが、この「メモワール」！
1982年から2009年までのすべてのワインが入っており、今後は毎年次のワインを加えてリリースしていく。「1960年にメゾンを創設した祖母ジャンヌや父、おじ達が積み上げてきた30年間を、ボトルの中に閉じ込めた。飲めば我々のスタイルがわかるよ」。(フランソワ・ユレ)
ピノ・ノワール45％、ピノ・ムニエ45％、シャルドネ10％！しかも1982年～2012年までのソレラシステムで仕上げたリザーヴワイン(秘伝のタレのようなもの)のみで仕上げられた贅沢な特別キュヴェ(1982年～2012年までの全てのヴィンテージのワインを含む)！しかもドサージュ3g/Lの究極エクストラ・ブリュット！
口にすると、複雑なうま味が幾重にも重なり、独特の円熟味がある。家族の歴史、背景、各人の個性が、メモワールの中に透けて見えるかのようだ。ユレ・フレールの記憶の表現、約30年の歴史が詰まった特別キュヴェ、日本上陸。