シャンパーニュ ペルスヴァル・ファルジュ プルミエ・クリュ ブリュット ロゼ 750ml （シャンパン ロゼ 箱なし）

シャンパーニュ ペルスヴァル・ファルジュ プルミエ・クリュ ブリュット ロゼ 750ml （シャンパン ロゼ 箱なし）

Champagne Perseval Farge Premier Cru Brut Rose

代々モンターニュ・ド・ランスのシャムリに本拠を置くペルスヴァル・ファルジュは、現在5代目のブノワとイザベル・ペルスヴァル夫婦がドメーヌを運営している。特筆すべきは、シャムリィの土壌。ドメーヌの畑がある丘の下部は粘土砂質土壌、中心部と上部は粘土石灰質。砂質のテロワールは水はけが良く、熟度の高いブドウが造られると言われている。ペルスヴァル・ファルジュのブドウは粘土質、砂質土壌の丘の上に植樹されているため、他では真似できない繊細で酸味のあるシャンパーニュが造り出されるまた、『デュセール・ジェルベ』では、2010年版から最新の2014年版まで5年連続で2esグラン・ヴァン・クラッセに格付けされている安定感のあるドメーヌ。社内試飲でも、他のシャンパーニュでは中々見られない“酸味”にスタッフ一同大感動。ペルスヴァル・ファルジュのシャンパーニュはどんな料理にも合わせられること間違いなしの必須アイテムになるでしょう。

所有面積は4.17ヘクタールで、6つの区画でブドウを栽培している。栽培品種は、ピノ・ムニエ50％、シャルドネ35％、ピノ・ノワール15％。さらに、この土地の遺産や記憶を守りたい、個性あるキュヴェを造りたいとの願いから、2008年に古代品種のピノ・グリ（フロモントー）、プティ・メリエ、アルバンヌを0.35ヘクタールのリュー・ディーに植樹し、新旧品種の融合を試みている。また販売時にHVE認証を謳うことができる。初めてこの認証を取得したのは、元“クリュッグ”のチーフエノロジストがオーナーを勤めるシャンパーニュ“エリック・ロデズ”。2件目はボランジェ社、3件目はRMのヴァザール・コカール。ペルスヴァル・ファルジュでは、健康なブドウ造りを行うと同時に、生物多様性を重視しながら環境とも共生していくという理念が一致すると考え、このHVE認証取得に向け準備を進めている。

シャンパーニュの伝統的なコカール社製の4000kgの圧搾機を使用し、果汁の流れを目で追いながらブドウを痛めないようゆっくりとマストとキュヴェを分ける。発酵は温度調整付のステンレス・タンクで行い、試飲をしながら必要に応じてマロラクティック発酵を行う。マロラクティック発酵の割合はキュヴェによって異なり、酸味や発酵の状態、理想的なアロマが抽出されているか、などを確かめながら丁寧に決めていく。熟成はステンレス・タンク、もしくは丸みと粘性を出すため、樽熟成するキュヴェもある。 樽はDRCやルロワ、コント・ラフォンなども使用しているフランソワ・フレール社製の樽を使用。ブルゴーニュの白ワイン用に2～3回使用した樽を樽業者から購入している。動瓶は80％は機械で行うが、トップ・キュヴェの“ジャン・バティスト”はピュピトルに差し手動で行われる。

シャンパーニュ ペルスヴァル・ファルジュ プルミエ・クリュ ブリュット ロゼ

2008年44％、2007年28％、2006年5％、2005年18％、2004年5％のアッサンブラージュ。10％赤ワイン。ステンレス・タンクで発酵・熟成ヴィンテージによって6ヶ月～4年半。一部MLF18％はMLFなしを実施。リキュールにはサトウキビを使用。瓶内熟成期間は4年間。ドザージュは8g。2013年4月16日にデゴルジュマン。デゴルジュマン後カーヴで6～12ヶ月熟成しリリース。年間生産本数3000本。