シャンパン シュエナン グラン・クリュ オワリー ブラン・ド・ブラン エクストラブリュット 750ml （フランス シャンパーニュ 白 箱なし）

シャンパン シュエナン グラン・クリュ オワリー ブラン・ド・ブラン エクストラブリュット 750ml （フランス シャンパーニュ 白 箱なし）

Champagne Suenen Oiry Blanc de Blancs Extra Brut AOC Grand Cru Champagne

1905年にクラマン村に設立されたこの名門RMも、世代交代をきっかけに大きく変貌を遂げています。ちなみに、フランスに「シュエナン」という苗字は1家系しかなく、現在は、クラマンの彼の家族と、南仏に住む彼のいとこの家族の2家族だけだそうです。

樹齢35年以上の古樹畑を2008年に継承したオーレリアン・シュエナンは、まず、それまでシャンパーニュの平均程度に使用していた化学肥料と農薬の使用量を必要最小限レベルに激減させ、除草剤と防腐剤については使用を完全に止めました。「そのため常に畑を耕す必要があり、父の時代と比べると、畑にいる時間は3倍になりました（笑）。耕作の回数は、余韻の長さと比例関係にあります。ヴィエイユ・ヴィーニュの場合は尚更です」（オーレリアン・シュエナン）。

醸造についても、ビン熟成期間を徐々に長くしている他、最新型のフードル（大樽）を導入したり、小樽での発酵を開始（2010年から）したりといった改革を行っています。「同じ白亜質基盤のクラマンの畑でも、表土の粘土の厚さや斜面の向きの違いなどによって、場所ごとにシャルドネの味はかなり異なります。近いうちに、リウ・ディ（区画）ごとに醸造して、それぞれの個性を表現したいと考えています」。地元の子供たちにボランティアでバスケットボールを教えているという、目のきれいなナイスガイ。グランクリュ・クラマンに、「進化」がもたらされようとしています。

シャンパン シュエナン グラン・クリュ オワリー ブラン・ド・ブラン エクストラブリュット
オワリー ブラン・ド・ブランはオーレリアン氏が手掛ける新しいキュヴェ。シャルドネのテロワールをより正確に示すという理念に副ってつくられています。オワリー特級産シャルドネ100％、ドサージュは2g/L。