ムルソー プルミエ・クリュ ジュヌヴリエール 2015年 ドメーヌ・ブシャール・エ・フィス 750ml （フランス ブルゴーニュ 白ワイン）

ムルソー プルミエ・クリュ ジュヌヴリエール 2015年 ドメーヌ・ブシャール・エ・フィス 750ml （フランス ブルゴーニュ 白ワイン）

Meursault 1er Cru Geneverieres [2015] Domaine Bouchard Pere & Fils

1820年。アントワーヌ・フィリベールは、ルイ11世と12世が築いた15世紀の城「シャトー　ド　ボーヌ」を購入しました。このシャトーは、ボーヌの旧市街地を取り囲むぶ厚い城壁のすぐ内側にあり、現在、その地下には、広大な熟成庫が広がり、理想的な温度、湿度のもとで、数百万本ものワインが熟成の眠りについています。
1846年のムルソー　シャルムに始まる、数千本のオールド・ヴィンテージ・ワインの数々です。世界のワインファンから「ブルゴーニュの博物館」と呼ばれているこの蔵には、過去、多くの作家や芸術家、ワイン評論家か招かれ、その奇跡のような深みを供されてきました。

1970年代から80年代にかけて、ブシャール家は経営難に陥りましたが、1995年、救世主が現れます。シャンパーニュの名門「アンリオ」のオーナーであるジョセフアンリオ氏が、その所有畑のポテンシャルの高さに注目し、経営を引き継いだのです。

ナチュラルな栽培へ
1.減薬農法の実施。約30の畑に気象台設置し、24時間体制で畑の気象データを収集。地中の温度や湿度まで把握し病害が発生しそうな区画を予測。最低限の処理をその畑に施す程度にし、むやみに薬剤を使用することを控える。
2.積極的な改植。多産系の苗木を老樹といえども良質なクローンの若木に植え替える。安定した生産と畑の将来性を重視。

ムルソー プルミエ・クリュ ジュヌヴリエール 2015年 ドメーヌ・ブシャール・エ・フィス
ムルソー1級グットドールについて、S.サトクリフ女史は「グット・ドールはその名が示すとおり、美しい黄金色に輝き、長命。繊細というよりたくましい」と大絶賛し、M.クレイマー氏も「豊かな味わいは探し求めるに値するものだ」と断言。