大塚英志

大政翼賛会のメディアミックス

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【タイトル】大政翼賛会のメディアミックス 「翼賛一家」と参加するファシズム
【発売日】2018年12月
【著者/編集】大塚英志
【出版社】平凡社
【サイズ】単行本
【ページ数】303p
【ISBNコード】9784582454536

【内容情報】(出版社より)
みんな動員された──。



長谷川町子が描き、古川ロッパが歌い、手塚治虫が二次創作し、

みんなが投稿した「ニコニコ」メディアミックスの正体とは?

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

戦時下、大政翼賛会が主導して「翼賛一家」というキャラクターが生みだされた。多くの新聞、雑誌にまんがが連載され、単行本もいくつか出版されるが、「翼賛一家」の展開はそれだけではない。それは、レコード化、ラジオドラマ化、小説化もされる国策メディアミックスであり、読者からの参加を募ることによって、大衆の内面を動員するツールだったのだ。 「町内」という世界観や銃後の心得を人々に教え込み、やがては植民地政策の一環として台湾へも進出する「翼賛一家」とは一体何だったのか──。 「自由な表現」が可能になった現在、私たちは無自覚に「表現させられて」はいないのか。現代への視座にも富んだ刺激的論考!


《目次》

序章 「翼賛一家」というまんががあった

第1章 メディアミックスする大政翼賛会

第2章 「町内」という世界

第3章 創作する「素人」たち

第4章 隣組からニコニコ共栄圏へ

第5章 手塚治虫は「翼賛一家」を描いたのか



付論  文化工作とメディアミックス

1 「漫画を描く読者」の成立……鈴木麻記

2 一九三〇年代中国漫画のメディアミックス……徐園

3 可東みの助の運命……大塚英志

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