仲正昌樹
仲正昌樹 「ヘーゲルを越えるヘーゲル」 Book
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商品の情報
発売日:2018年10月17日 / ジャンル:DOMESTIC BOOKS / フォーマット:Book / 構成数:1 / 製造国:国内 / レーベル:講談社 / SKU:9784065130759 / 規格品番:9784065130759 |
商品の紹介
精神を中心とした「歴史」の発展を描いたヘーゲル。有名な「主」と「僕」の弁証法、承認論と共同体の議論等を通じて現代思想に与えた影響を探る。そしてラカン、ハーバマス、アーレントなど現代の思想家のヘーゲル解釈を紹介することで、哲学の根本課題・「人間」と「精神」の基礎である「理性」「自由」「市民社会」「法」「国家」などを体系づけたヘーゲルを読み解く。本書は現代を生きる我々=人間にとって必要な知性である。 序 ヘーゲルの何が重要なのか? 多文化主義の旗手、またラカン派精神分析を資本主義批判に応用する思想家など、ヘーゲル研究を出発点とし、ヘーゲル研究に拘る哲学者は少なくない。 現代思想でヘーゲルはなぜ重要であり続けるのかを、アクチュアルな議論の状況に即して考える。 第一章 「歴史の終わり」と「人間」 ヘーゲルの歴史哲学は、マルクスをはじめその後の社会思想を決定づけたその要因を探る。 第二章 「主」と「僕」の弁証法 高著『精神現象学』の有名な「主」と「僕」の弁証法の論理を再確認する。 第三章 承認論と共同体 初期ヘーゲルの「承認論」の意味を考える。ハーバマスとの比較も読ませる内容である。 第四章 「歴史」を見る視点 再度マルクスに立ち返りヘーゲルの「歴史」を総合的に検討する。ベンヤミンとの論争やアーレントとの関連性なども視野に入れる。 |
収録内容
・構成数 | 1 |