ワインの基礎用語


よく見・聞きするワイン用語。なんとな~く知っている方も多いと思いますが、知ったかぶりで恥ずかしい思いをしないように、超基礎用語をピックアップしてご紹介いたします!
とはいえ、あまり固く考えずに雰囲気を理解してもらえれば良いのではと。

超入門!ワインの基礎用語 part1

ワインの基礎用語_part1_ヴィンテージ

ヴィンテージ

もともとの語源は「ワイン造り・収穫」等の工程を指すようですが、一般的には「ブドウの収穫年」と覚えてもらえれば十分です。
「ヴィンテージ2002」なら、2002年に収穫されたものとなります。
また、「ヴィンテージワイン」という呼び方になると、ジーンズ等のように「年代物のワイン」という意味でも使われます。

ワインの基礎用語_part1_デカンタ

デカンタ(デキャンタ)

ワインを瓶から移すガラスの容器。また、移し替える作業を「デカンタージュ」と呼びます。テレビや雑誌でよく見る、少し高い所から糸のように細く移し替える、あの動作です。
一般的には、古いワインは空気とあまり触れないようにやさしく、若いワインは勢いよく注ぎ十分に空気に触れさせます。
ワインは空気に触れさせることで、本来の風味を取り戻します。この状態を、「ワインを開かせる」と表現したりします。

ワインの基礎用語_part1_ハウスワイン

ハウスワイン

レストランがお店の料理に合うワインを独自に選んで用意してるものです。
例えば、カフェでコーラを注文したら、コカ・コーラなのかペプシコーラなのか特に指定せず、コーラが出てきますよね。
まぁ、そんなイメージです。ですので、赤ワインや白ワイン等、ワインの種類ではありませんのでご注意を。
グラス単位で注文ができ、リーズナブルなものが多いです。
一般的に、ハウスワインの質が良いレストランは、ワインにこだわっていたりレベルが高いと言われています。

ワインの基礎用語_part1_ボージョレヌーヴォー

ボージョレヌーヴォー

”ヌーヴォー”が新しいという意味で、転じて「新酒」を指します。
”ボージョレ”は地名となり、フランスのブルゴーニュ地方のボージョレ地域を指します。
ですので、”ボージョレヌーヴォー”は、「ボージョレ地域でその年に収穫されたぶどうで仕込む新酒」となります。
11月の第3木曜日が解禁日で、様々なイベントが開催されています。

ワインの基礎用語_part1_シャンパン

シャンパン

スパークリングワイン(発泡性ワインの総称)の中で、フランスのシャンパーニュ地方で造られるものをシャンパンと呼びます。
ですので、フランスのシャンパーニュ地方以外で造られるスパークリングワインはシャンパンではありません。
さらに、”シャンパン”と名乗るためには、ぶどうの品種、栽培や製造方法(シャンパン製法)、アルコール度数等の条件を満たしている必要があります。
ちなみに、シャンパンはラベルに必ず「Champagne」と記載されていますので、要チェックを!

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