喜ばれるギフト!両親に「松阪牛をいただく贅沢な体験」を贈ってみませんか?


「おめでとう」「ありがとう」「大好き」・・・大切な想いを込めた両親へのギフトは、特別だからこそ悩みも多いものです。何にしようか迷ったら、自宅でのんびり贅沢時間を過ごせる「人気のグルメ」はいかがですか?

食べてみたいけど自分で買うのは躊躇してしまう・・・そんなちょっと贅沢な高級グルメがギフトとして人気を集めています。

両親や目上の方への贈り物は、トレンドや好みに左右されない伝統や、キッチリ感を大切にしたいもの。昔から確固たるブランド力のある松阪牛なら、幅広い年齢層や美食に精通した方も、きっと喜んでくれることでしょう。

松阪牛とは?

日本三大和牛のひとつ松阪牛(まつさかうし)は、「肉の芸術品」の異名を持つ銘品です。三重県松阪牛生産区域で肥育された黒毛和種の子牛で、いくつかの条件を満たしたものが松阪牛と認定されます。

牛が快適に過ごせるよう、ひと部屋に一頭ずつ肥育し、ストレスを与えないよう大切に育てられます。時には食欲増進のためにビールを飲ませたり、血行を良くするためにマッサージすることもあるそうです。
こうして育まれた松阪牛は、きめの細かい霜降りと柔らかな肉質で、ステーキ、しゃぶしゃぶ、すきやきなど、どんな食べ方にも適しています。融点(脂肪の溶け出す温度)が低いため常温でも溶け出し、胃にもたれにくく消化が良いのが特徴です。

ちなみに名称は「まつざか」ではなく「まつさか」、「松坂」ではなく「松阪」が正しい表記。「うし」「ぎゅう」はどちらでも良いそうです。ご存じでしたか?

冷凍だけど美味しい理由

松阪牛の脂は融点が低いため、ほんの数分温度が上がっただけでも溶け出してしまいます。脂が溶けるということは、旨味も流れてしまうということ。あまりにもデリケートな松阪牛の、美味しさを損なうことなく流通させるには、美味しさを閉じ込める冷凍が最適です。

冷凍肉は美味しくない、パサパサしているという印象は、冷凍すること自体の問題ではなく、解凍段階で損なわれる肉汁(ドリップ)が問題なのです。急速凍結された松阪牛は、美味しさも栄養も損なうことなくキープされています。
上手に解凍すれば、鮮度の保たれた美味しいお肉を味わえます。また、腐敗や食中毒の原因になる細菌は低温状態では活動できないので、食べたいタイミングまで衛生的にストックできます。

焼きより重要!美味しい解凍方法

松阪牛の美味しさを損なうことなくいただくためには、まずは丁寧な解凍がポイントになります。 冷凍された牛肉は、低温でゆっくり解凍するのが鉄則。常温で放置、流水やお湯に浸す、電子レンジで急速解凍など、いずれも肉汁が流れ出て、旨味や風味が損なわれてしまいます。 肉の厚みやサイズによって異なりますが、カチカチに凍らせたステーキ肉300gであれば冷蔵庫へ移動して約12時間。お肉の旨味である肉汁を一滴も逃さないよう、ゆっくりと解凍しましょう。

松阪牛の美味しい焼き方

解凍したステーキ肉は焼く30分程前に冷蔵庫から出し、ステーキ肉の温度を室温にしておきましょう。赤身と白い牛脂部分の間にある筋に切れ目を入れるか、牛脂ごと筋を切り落とします。これは焼いた時、部分的に縮んでしまうのを防ぐひと手間です。焼きムラを防ぎ、仕上がりの見た目も格段に良くなります。

塩コショウで下味つけ。塩をふって放置すると、お肉の水分が流れ出てしまいますので、必ず焼く直前にふります。

続いて焼きの準備をしましょう。フライパンを熱し、サラダ油などの油ではなく、牛脂を使います。別添えされてない場合は、ステーキ肉の白い脂部分を少しだけ切り取って使っても良いでしょう。
脂がじんわり出てきたらニンニクのスライスを加え、弱火でゆっくり香りを移します。良い香りがしてきたら、牛脂とニンニクを取り出します。

いよいよ肉を焼いていきます。焼きの一番のポイントは「火力」。強火でしっかり焼き色をつけて、旨味の詰まった肉汁をしっかり閉じ込めます。まずは「盛り付ける際に表にする面」から焼き始めます。

強火で1分、こんがり美しい焼き色がついたら裏返して中火にします。脂が沢山出てきたらキッチンペーパーなどで取り除いてください。ここで重要なのは裏返すのは一度だけということ。何度も返すと、旨味や脂が流れてしまいますのでご注意ください。

中火にして1~2分焼いたら火を止め、醤油を大さじ一杯たらします。松阪牛と醤油の相性は抜群。これでこんがり焼けた松阪牛ステーキのできあがりです。表面はパリッと、中はジューシーな美味しいステーキが焼きあがりました。是非温かいうちにお召し上がりください。

ステーキの焼き方3種類

霜降り肉は長時間加熱すると、美味しい脂が溶け出してしまいます。中心部は赤みを残し、お肉の表面だけをサッと焼く「レア」が一番美味しくいただけます。

レアより少し焼き時間を長くした「ミディアム」は、肉汁を閉じ込めるのに向いた焼き加減です。表面はしっかりと焼きあがり、お肉の中心がピンク色に近い状態です。

「ウェルダン」は火力も焼き時間も更に上げ、お肉の中心部までしっかり火を通します。松阪牛をウェルダンまで焼いた場合、フライパンに美味しい脂がたっぷり残ります。ここへごはんやパスタを絡め、もう一品楽しむのも良いでしょう。それぞれのお好みに合わせた焼き加減でお試しください。

実食

ご覧ください、この艶! 家庭用の卓上IHとフライパンで、ここまで美しく焼けました。肉汁を逃さないように、予め一口大にダイスカット。香ばしく焼けた表面と、ほんのりピンクに染まった内側のコントラスト。上質であることが断面からも伝わってきます。
口に入れると芳醇な香りがふわりと広がり、ギリギリ保っていた脂が口の温度で溶け、口いっぱいにジュワっと広がります。あっという間に儚く溶け、香ばしく焼けた表面の食感が残ります。そして、旨味の余韻が長く続く感覚は、世界屈指のブランド牛と言わせる品格をひと切れで見せつけられました。

塩コショウだけでお肉の旨味を味わった後は、調味料や薬味を添えて味の変化を楽しみましょう。
松阪牛はわさび醤油やポン酢など、さっぱりした調味料と相性抜群です。柚子コショウや大根おろし、タマネギのソテーを添えても良いでしょう。
一番のオススメは塩わさびです。わさびはちょっと多めがおすすめです。柔らかで甘みのある肉質とコクのある脂を、やや刺激的な爽やかさが包み込み、素晴らしい余韻を生み出します。

下ごしらえの時に切り落とした牛脂や筋は、細かくカットしてじっくり炒めていると、脂がどんどん溶け出しカリカリになります。これを醤油で味付けすると、旨味のぎゅっと詰まった一品のできあがり。
小葱と七味唐辛子をふって、そのままビールのおつまみに、炊き立てのアツアツごはんにかけても美味。上質な松阪牛を焼いた者だけが味わえる、密かなお楽しみです。

その他の食べ方

松阪牛が持つ「至極の甘味」を最大限に活かした調理方法が「すき焼き」です。松阪牛の旨みと柔らかな食感をゆったりと楽しむことができます。

松阪牛(バラ)を焼き肉でいただくと、脂の甘みと芳醇な香りが口いっぱいに広がります。濃厚な肉本来の味わいと、とろけるような口どけを楽しんでください。

松阪牛をじっくりと丁寧に焼き上げ、旨味を閉じ込めた贅沢なローストビーフは、しっとりとした食感や深い味わいを楽しむことができます。

絶品「松阪牛 大とろフレーク」

話題の漫画「おとりよせ王子 飯田好実」でも紹介された「松阪牛 大とろフレーク」。
なんと、新鮮な松阪牛のお肉を生で食べられるという斬新さ!フレーク状の牛とろを、凍ったままアツアツごはんにかけて食べるという、あまりにも奇抜な発想。見た目も内容も、あまりにもインパクト大な商品です。

ごはんの熱でほんのり脂がとろけた大とろフレークに、わさび醤油をかけて一口。口に入れた瞬間、口の温度で更にとろける脂、口いっぱいに広がるお肉の旨味甘み・・・これはもう箸が止まりません!
卵を加えてユッケ風にいただいたり、刻んだタマネギやアボカドを混ぜて前菜にしたり、アレンジ次第で楽しみも広がりそうです。

パラパラしたフレーク状なので、食べたい分だけ使って残りを冷凍でストックできるのも嬉しいですね。ホームパーティーや記念日など、ちょっと贅沢に食卓を飾りたい時や贈り物にも最適です。

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